グループホームでの1日の仕事の流れ

グループホームの介護職の勤務時間は、1日8時間のシフト制です。シフトにより、出勤時間や退勤時間は異なっています。1日の流れとしては、まず起床介助から始まり、午前7時から朝食の準備や配膳、9時~12時までは、排泄、入浴介助があります。その後、昼食の調理、昼12時から昼食介助を行います。午後の仕事としては、午後14時~16時まではレクリエーションタイムとなっていますので、企画したレクリエーションを行い、司会進行の担当となります。時間を見て、介護記録の作成、18時には夕食となりますので、その前に夕食の準備、食事が整えば夕食の介助をし、19時~20時、排泄の介助を行い、その後就寝介助となります。夜間は、定期的にオムツを交換し、トイレに誘導することもあります。また、利用者の危険がないか、急な体調変化がないか、巡回をして確認します。

グループホームはシフト制で、早番は7時~6時まで、日勤は9時~18時まで、遅番は11時~20時まで、夜勤は16時~翌朝9時までといったシフトが一般的となっています。それぞれのグループホームによって、2交代制と3交代制のシフト時間の違いがあります。違いの主な点は、夜勤が8時間であるか、または16時間であるかになります。実際は、ほとんどのグループホームが、2交代制を採用していますので、長い夜勤が困難である場合は、職場を選択する時に、充分考慮する必要があります。2交代制の1ヶ月の夜勤回数は4~5回、3交代制の勤務の場合は、1ヶ月5~6回程度を目安に考えると良いでしょう。グループホームについてさらに詳しく知りたい人は、グループホームってどんな場所?介護士視点で解説も併せて目を通してみることをおすすめします。